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大学院生・研究者の受入れ

<大学院生>

次の組織に所属する学生は私を指導教員とすることができます。

東京大学大学院総合文化研究科

  超域文化科学専攻 文化人類学コース

  地域文化研究専攻(兼担教員)

  国際社会科学専攻(兼担教員)

  「人間の安全保障」プログラム(協力教員)

これから進学を考えている方は、次の基準で進学先を選ぶことを勧めます。

(1)研究対象の民族誌を書きたい方は域文化科学専攻を選びましょう。民族誌を書くことについては、例えば次の文献をご覧下さい。

箭内匡 2018『イメージの人類学』せりか書房 第2章、第3章

・前川啓治 2018「「人類学的とはどういうことか」」前川啓治ほか著『21世紀の文化人類学』新曜社

・民族誌の実例は上記2点で引用されているものをご覧下さい。

 

(2)開発の実務に携わりたい方は「人間の安全保障」プログラムを選びましょう。このプログラムは実務家の養成を目的としています。

(3)上記の2つに当てはまらない方は地域文化研究専攻国際社会科学専攻を選びましょうとりわけ、実証的な(不可量的なものを扱う人類学と対比するなら、可量的な領域にこだわる)研究を目指す方はこちらです。2つの専攻の主な違いは、修士論文・博士論文の審査を担当する教員が異なることにあり、履修可能な科目に大差はありません。

実証的な方法の考え方については、例えば次の文献をご覧下さい。

・いわゆる質的研究については

A. ジョージ=A. ベネット 2013『社会科学のケーススタディ』勁草書房

​・量的研究については

松林哲彦 2021『政治学と因果推論』岩波書店

現在指導している大学院生の研究テーマは次の通りです。

スペイン極右政党VOXの支持者の民族誌

ブラジルの治安政策と警察による暴力の水

・パナマにおける先住民女性リーダーの登場

・日本の地方創生事業に関連するまちづくりの民族誌

・ペルーにおける政党の組織化

・日本における農業生産者と消費者の近接化に関する研究

<研究者>

ラテンアメリカ諸国および日本を調査対象とし、政治参加や開発に関心を持つ研究者を受け入れます。所属先は超域文化研究専攻です

過去に受け入れた研究者の研究テーマは次の通りです。

ラテンアメリカ先住民の生業と開発

日本における文化遺産登録をめぐる比較民族誌

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